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真田さんのお話のつもり

ひさびさのお話です。

ポトスさんのところが『真田さんに捧げる』フェアをやっとられるんですが
色々とばたついて、私が最後のあっぷになりました★

ですが、ネット艦橋最悪なので、
ブログにペタリで…
ああ! 久々のお話なのに(号泣)

で、第18話。シームレス機製作秘話 というか…
工作班寄りな瑞喜としては、TV放送の時間に1秒?
偵察機爆破⇒シームレス機登場までの間が… 書きたくなりました。

(つか、OWARAI要素少ないので…)

もし、よろしければ、お読みください
↓↓↓↓
『ヤマト前方に未確認物体発見。第二種待機。繰り返す、第二種待機』

「第二種、出ましたね」
「ああ、非番は終り。工作班としての任務開始だ」
新庄正彦は工作班に所属している。後輩の山田耕作とともに先ほど任務を終え、食事をとっているところであった。
食事中ではあるが、待機がかかったのだ。戦闘班と違い、工作班は『待機』から任務が開始となる。
一刻も早く持ち場に戻らねばならない。
新庄は途中だった食事に見切りをつけ、立ち上がった。
だが、山田は、まだ食べ続けている。
「おい、待機がかかったんだぞ」
「ちょ、ちょっと待ってください。最後に、飯、かっこみますから」
「… 急がないと、班長、いや淡路G長にどやされっぞ」
「もぐ…大丈夫っすよ。これ、食う時間はありますよ」
山田はまだ、17歳。新兵が多いヤマトの中でも特に若い。
(そういう新庄もまだ23歳。通常でいうと、まだまだだが…)
──前線に立たないとはいえ、戦艦の中。何があるかわからない…
そう思うと、あまり強く怒ることはできない…

『偵察機、k-62発進』

そうこうしている間に、偵察機が出た。
「偵察機が出たな」
「分析班、準備スね」
「おい、のんびり食っている時間は無いぞ、行くぞ」
さすがの新庄もそれ以上、山田を待たずにトレイを片付けると食堂を後にした。
それでも、山田は残りの食事をかっこんでから、新庄の後をおったのであった。

「遅いぞ、新庄。」
じろりと淡路G長が睨む。
「「すみません」」
「これで、全員が揃ったな。
現在の状況を説明する。ヤマト進路上に未確認物体を発見した。直ちに戦闘機による偵察機が飛ばされた」
「淡路G長、未確認物体って流星じゃないんですか?」
「あきらかに加工された物体だ。質量が異常に大きい。
我々はガミラスとの戦闘状態にあることを考えると、少しでも不審な場合、調査をする必要がある。
トラップの可能性が大きいからな」


『偵察機、破壊、乗員1名』

工作室は騒然となった。
「破壊!?」
「爆撃されたのか?」
「誰が行ったんだ!?」
「全員、静かにしろ!」
しん。
「班長がもうすぐ、戻られるだろう。そのとき、我々が騒いでいては、正しい作業が出来ない。
皆、動揺するな。我々の任務をするのだ」
90日もともに戦闘を潜り抜けた仲間である。
誰しも心配ではあるが、我々工作班は常に冷静であらねばならない…
新庄は平静を保つように心を抑えた。

と、そこへ。
放送から、まだ2分と経過していない… が、第一艦橋から、真田志郎班長は到着した。
「全員、揃っているか」
「「はい」」
「今、聞いたとおりだ。これより、原因究明、および対処方法を確認、そして実行だ。
皆、時間が無いぞ。がんばってくれ」
「「はい!」」

「淡路、3班に分けてくれ。
1班は、分析だ。大体、予想はついているがもう一度映像を分析して、原因を調査してくれ」
「はい。1班、リーダーは千里。班長から画像を受け取り、分析を始めてくれ」
「はい! 分析、開始します」

「今回の未確認物体。工作班では、この物体をこれから、x-325と呼ぶ。
x-325に、行くための手段が必要だ。設計図、RZ-1297を用意して準備してくれ」
「はい。2班、リーダー・桂。設計図と付随する資料確認から開始してくれ」
「はい! 準備します!」

「最後に、分析班の結果を受けて、x-325の影響を確認する必要がある。
3班、リーダーは誰が担当だ?」
「はい、3班、リーダーは新庄!」
「は、はい!」
「よし、新庄。最初は俺が入っているから、分担してくれ。淡路は分析班を頼む」
「はい!」
「新庄、分析班の結果が出次第かかるので、それまでに、工場ライン上の仕掛(しかかり)を全てストップ。
ライン上の計画を一時停止し、そのリカバリング計画を立てるための効率的な作業ポイントを押さえておいてくれ。」

「はい!」
どんなに忙しいときでも、真田は部下の育成のため、どこかの実務作業に入り作業を共にする。
それが技術向上、すあわち精度の高い仕事ができることにつながる…
これは真田の信念である。

「班長、分析結果出ました。偵察機は物理的攻撃を受けておりません。
外パネルがはがれるようにビスが飛んだ、という感じです。
これは、マグネトロンウェーブではないかと、いま、周辺宙域の電波状況の分析をおこなっております」
「やはり、マグネトロンウェーブであったか。分析を急ぐとともに、ヤマトへの影響を具体的に確認してくれ。
たとえば、x-325を回避しうる角度とその際のヤマトの速度。
マグネトロンウェーブの影響がやむ終えなくなるまでの時間、およびワープへの影響。
それと、マグネトロンウェーブの影響を受けつつヤマトがワープする場合のその可能な最短距離」
「はい!」
「航海班にも連携する必要がある。太田に連絡してくれ」
「はい!」

「よし、新庄。できたか?」
「はい。停止ポイントでました。復旧の影響も最短でカバーできるよう想定しました」
「よくやったぞ。今、分析班により、予想通りマグネトロンウェーブが原因とされた。
この影響範囲を調べるためにダミーを飛ばす。偵察機を作るための確認用だ。3パターン作ってくれ」
「はい!」

「班長、この設計図・RZ-1297は…」
「こんなこともあろうかと、あらかじめ作っておいたシームレス機だ」
「シームレス機!?」
「そうだ。マグネトロンウェーブにより、継ぎ目から剥がされる。
シームレス機はその継ぎ目をなくす設計だ。
ただ、エンジンへの影響を確認するための実験を、今準備している。
この結果を受けて、エンジンの改良を加える。
外側の設計図はそのままでよいから、準備を進めてくれ」
「はい!]

[班長、実験結果、出ました」
「新庄、できたか!」
「はい。コレによると、改良1でマグネトロンウェーブの影響がほぼないという結果になります」
「よし! その情報をシームレス機製作班に渡してくれ。
ご苦労だったな、新庄」
「はい!」
「これで、この班の任務は終りだ。よくやった」
「…あの… 宇宙服の改良も必要では無いかと…」
じろりと真田に見つめられ、新庄は自分が言わなくて良いことまで言ったと思った。
当然、班長はわかってらっしゃっるのに… 新庄は俯いてどこかに隠れてしまいたい・・・と

真田は、新庄の肩を叩くと、「よく気がついたな、新庄」と言った。
「え?」
新庄は真田を見上げる。
「そこまで気がついたら、そのまま製作にかかってくれ」
「はい!」

シームレス機ができるまでには
こんな苦労があったのでは? というお話です…

コメント

ブックフェア参戦御礼

さ、さすが理系のねーさまですっ。すごいっす。 「こんなこともあろうかと」の真田さんがとってもナイスです。

というわけで、早速繋がせていただきました。
お忙しい中の参戦、ありがとうございます。

綾乃さんより

コメントがどうしても禁止ワードに引っかかってしまうというねーさまに代わってポトスが、お送りさせていただきます。
以下、綾乃さんより。

すごいんですけど、これ。さすがの生産管理工程の把握・・・でも。そーですよねぇ。
ここで「こんなこともあろうかと」が、笑えるけど(笑)。
真田さんがギャグキャラだ♪

ということで、ご参加、お待ちしとります★

綾乃

・・・「新年」あけまして・・・というのは未だ早いようですけど。「信念」でしょうか。これまた真田さまには禁止ワード!?なのかも(笑) 

 んでも、つくれるのかなぁ?継ぎ目の無いくせに、義手義足を切り離せるような構造の宇宙服、って。バイザーもどうなってるの?疑問疑問の「嵐」です。

ありがとうございます[s:18242]

コメントありがとうございます

ポトスさま
ほほほ。「こんなこともあろうかと」は真田さんの永遠の決め台詞ですとも!!
ビバ!真田さん~ (本音はブックフェアに間にあって、ほんと良かったス★)

綾乃さま(感謝!ポトスさま)
あっしってば、どんな禁止ワードを登録したんでしょうか? よくわかんねいです★
瑞喜としては『笑い』の要素が少ないので不満なんですが(ええ、真田さんも瑞喜の中ではOWARAI要員でございます)… 少ない笑いの要素を見つけていただけてとても嬉しいです♪

Tackeさま
「新年」──見つけられましたか。瑞喜のおめでたいPCの漢字変換は、他にもかなり笑える(笑えないほど情けない?)誤字脱字がございますが…あ! きゃー!!ご指摘不要でございます~ 先ほど修正版を乗せました★

私も18話を今回見直して… かなり???な要素が多いことに気がつきました。この設定はよいのか…と、考え込むこと多し(ひょっとしたら考え込まなくてよいことまで考え込んでいるかもしれませんが…)

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