1. 無料アクセス解析

短期集中連載! ガラスの操縦桿(2)

先日の続き  
… 短期集中連載!ガラスの操縦桿 第二弾!

お笑いです。
お笑いに行くハズなんです!
お笑い… 笑えるかどうかは…(小心) 
駄目かもしれない…(がっくり)
かなり、残念さんかもしれません。

心が広い方のみ、お読みください…






――沖田…
「沖田って、沖田艦長だよな」「ああ、きっとそうだ」
その人の名を聞いた瞬間、室内はざわめいた。
地球防衛の数ある司令官の中で、ダントツの生還率を誇るのが沖田である。
「玉砕が戦いではない。無事戻ってくるのが軍人の任務である」
そう言い切る沖田のことを、詭弁家だという人もいるが。

「これより、シミュレーションを行う」
「「シミュ?」」「いまさら!?」
突然現れた、沖田にじろりとにらまれた生徒たちは、私語をぴたりとやめ、姿勢を正した。
普段接している教官とは違う、なにか切りつけるようなまなざしに生徒たちは震えた。
「しかし、沖田…教官(上官の敬称は「教官」で統一されている)
我々はシミュレーションの規定時間は終え、現在は実機を任されて…」
勇気ある生徒がいた。
しかし、沖田に見つめられると、言葉は途中で止まった。

「シミュレーションの重要性がわからんのか!」
すべての訓練はシミュレーションの上に成り立つ。
シミュレーションはやりつくせるものではない
「終了したという、お前から、やれ!」
「え!? ココで、ですか?」
何もない、ただの教室である。シミュレーション用の操縦桿も計器もなにもない…
「そうだ」
沖田は言い切ると、じっと生徒たちを見つめた。

「そうか、わかったぞ」島はつぶやいた。
「何がわかったっていうんです?」太田が島に尋ねる。
「どうして、ココでするかっていうことが」
シミュレーションの重要性については、島はもちろん太田にとってもいまさら説かれることではない。
勇気ある生徒には悪いが、そこは問題ではない。
問題は、シミュレーション用教室ではなく、座学の教室でしないといけないかということだ。
「計器がココにあると、どうしても計器を見てしまう」
「当たり前のことではないでしょうか?」
「違うんだよ、太田。
本当の操縦っているのは、計器を見るっっていうんじゃないんだ」
「しかし、風速、状況―― 
これらは操縦席で表示される計器から判別するじゃないです?」
「それは、そうなんだが…
計器は見るためにあるんではない、確認するためにあるものなんだ」

何もないところから、如何に構築するか――
戦闘もそうだが、操縦においても、状況の整理組み立ては非常に重要なのである。
言われて、太田にも沖田の求めるものが理解できた。 だが…

島や太田は、専門に分かれる前とはいえ、航海科を専攻しようとしている。
戦闘班や通信班が希望の者に、この沖田の目的がわかるものがいるだろうか?

ここは俺の出番だろう、と島が思ったその時。
沖田の眼が一人の生徒に集中していることに気が付き、その手が止まった。

「古代。お前がやれ」


あと1回か2回で終わります。
引っ張るつもりはないんですが、もう寝ます…

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)